技術者への提言1

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技術者がよく直面する二つの場合があります。

1)ある対象物(回路図であれ、ソフトウエアであれ、なんでもよのですが)について、
  どうしたらより良いものに仕上げられないかと考えているうちに、大抵の場合納期になって
  しまう場合です。

 (こうしたサイクルを抜け出すことは可能なのでしょうか?)
 
2)まだその分野での経験が浅く、より良いものを作ることを目指す段階に至らず、他の技術者は
  どのようにしているかを調べるので精一杯であるよな場合です。

どちらの場合もよくあることです。かなり経験を積んだ技術者でも、これまであまり経験したこと
ことのない分野であれば、2番目のような状況を経験することになるでしょう。


2つ目の場合は、単に経験不足であるというだけですから、経験を積めばよいだけです。

問題は一つ目の場合です。
この場合、解決方法は、おおまかに、2通りあると考えられます。
一つ目は、最も多い解決方法で、仕事とは概ねそうしたものだと諦めてしまうことです。この解決方法は、意外に思われるかもしれませんが、多くの場合正しい解決方法であると考えられます。

というのは、多くの仕事は特殊な発想を求めているものではなく、仕様通りに正しく動作するものが
求められているだけですから。

二つ目の解決方法は、効率よく仕事をこなすことができるように工夫することです。

仕事で最も時間を費やしているのは、通常、デバッグと検査ですから、デバッグ方法や検査方法を
工夫することで、大幅に時間を節約することが出来ます。恐らく、多くの技術者は検査用のソフトを
検査の度に作成していることでしょう。仕事が変われば、検査ソフトを一から作り上げていることで
しょう。しかしそのようなやり方は非効率です。どのようなものにも通用するような検査ソフトの
枠組みを作り上げた方が効率的です。勿論個々の検査では、異なる部分がいろいろありますが、
異なる部分を入れ替えれば済むような検査ソフトを作ることは可能です。工夫次第です。
こうしたことを発想するかしないかで、仕事の効率は大きく変わってきます。   Y.K

※ベテランエンジニアに後輩へ参考になる記事を依頼したものです。 2015/9/24